2013年02年02日( 土 )
門司港駅写真コンテスト結果について
表彰式を行いました!
表彰式を下記の通り行いました。
*日時 2013年2月2日(土)13時~
*会場 関門海峡らいぶ館(旧JR九州本社ビル1階、門司港駅徒歩1分)
*対象 大賞、準グランプリ、大人気賞、門司港レトロ倶楽部特別賞
入賞作品の全てを2月8日(金)までらいぶ館にて展示しておりますので
ぜひお越しになってください。
今後の展示はご協賛いただいた団体やレトロ地区の各施設に
それぞれ希望の写真を寄贈し、各自で展示して頂く予定です。
また、大賞等優秀作品は門司港駅工事中の囲いになる壁面パネルへ
拡大転写させることを検討中です。
決まり次第、ホームページにてお知らせいたします。
門司港駅写真コンテスト結果発表
※コンテスト写真の権利は全て当倶楽部管理とさせていただいておりますので
恐れ入りますが無断での借用・コピー等はお控えいただきますようお願い致します。
大賞「日常」 (作者:福岡市 田中佑始さん)
○撮影場所 門司港駅前噴水広場
○作者説明
福岡市から車でおよそ一時間。
遠くも無いけど決して近くもない距離にある門司港駅は私にとって特別な雰囲気を持っていて
どこか幻想的な非日常を感じる。
しかし早朝に訪れて思いがけず出会えた光景は、そこに生活してる人たちがいて
その人たちにとって門司港駅は当たり前にあるものであって、紛れも無い「日常」なのだという事を
私に教えてくれた。
地元に根付いた存在・・・それが門司港駅の魅力の源なのもしれないと思った。
○審査員講評(担当:審査委員会)
地元ではおなじみの早朝のラジオ体操。
観光地としての顔とは違う門司港駅のもうひとつの顔。
門司港駅を「非日常」の対象として見ていた作者が思いがけず見つけた「日常」
観光客にとっての門司港駅、地域にとっての門司港駅、
そのどちらもがこの1枚に写し出されており
そのどちらも大事にしなければならないと感じる。
「日常」の積み重ねが「シンボル」となり
「あなたの門司港駅」そして「みんなの門司港駅」となった。
今回のコンテストの主旨が最も表現されている作品としてグランプリに選んだ。
○賞品
賞金10万円、副賞富士フィルム商品
(提供:賞金…門司港レトロ倶楽部、副賞…富士フィルム)
準グランプリ「子供の声のする駅。」 (作者:北九州市 禿河暁さん)
○撮影場所 門司港駅前噴水広場
○作者説明
いつもいつも子どもと遊んでいた噴水広場。
この日は晴天にも恵まれ弟と一緒に着替えを持って水遊びを堪能。
毎日のように通っている大好きな広場でした。
○審査員講評(担当:審査委員会)
噴水と子ども達、これもまたもう一つの門司港駅の顔。
少し隠れた門司港駅と少女のあどけない表情が
5年半後の未来をいっそう楽しみに思わせる。
この姉弟と門司港駅が将来どうなっていくのか乞うご期待である。
○賞品
らいぶ館グッズ(提供:関門海峡らいぶ館)
大人気賞「明日へはばたけ」 (作者:北九州市 福永敏さん)
※コンテスト展来場者の方々にご協力頂いた人気投票最多得票の作品です。
ご協力いただきました皆さまありがとうございました。
○撮影場所 門司港駅前噴水広場
○作者説明
若者が躍動するよさこいは、未来へとはばたく門司港駅の応援歌のようである。
○投票理由
門司港駅の未来を躍動する若者にたくしたい。
歴史ある門司港駅が工事を経て未来へはばたく姿と重なった。見ているだけで元気が出てくる。
その他多くのご感想をいただきました。
○賞品
JR九州旅行券(提供:門司港駅)
門司港レトロ倶楽部特別賞「ジャズと門司港駅」 (作者:北九州市 綴木靖彦さん)
○撮影場所 門司港駅前噴水広場
○作者説明
ジャズの似合う街門司港レトロ
門司港駅とジャズは最高のコラボです。
夕陽に映える駅舎とジャズ演奏風景を撮ってみました。
○審査員講評(担当:門司港レトロ倶楽部)
この写真は今夏の当倶楽部主催イベント「レトロの夜"門司港フェスタ"」のひとコマ。
駅舎を眺めながら駅ビールを飲み、ジャズを聴きながら駅とのしばしの別れを皆で惜しみつつ想いにふけった。
古くなった門司港駅の哀愁と人々の門司港駅への愛情が見事な色調で表現されている。
後世につなげていきたい光景である。
○賞品(担当:門司港レトロ倶楽部)
レストラン三井倶楽部お食事券(提供:レストラン三井倶楽部)
タモリ賞「0地点」 (作者:東京都 渡部加奈子さん)
○撮影場所 門司港駅ホーム 0哩標
○作者説明
0哩標と第2車種車止めです。
初めて門司港駅の車止めを見た時の第一印象は「デカッ」です。
鹿児島本線の始まり、パワーがあります。
○審査員講評(担当:タモリさん)
門司港駅ならではの1枚。正面からの角度が潔い。
○賞品
タモリさんサイン、門司港駅記念切符(タモリさんと連番)
(提供:タモリさん、門司港レトロ倶楽部)
思ひ出賞「門司港駅と桜」 (作者:北九州市 香月常治さん)
○撮影場所 門司港駅前旧ロータリー広場(平成3年撮影)
○作者説明
駅前広場はバスやタクシーが通っていました。
懐かしい風景です。
○審査員講評(北九州市観光協会)
この桜の木を見て思い出にふける人も多いはず。
最も懐かしむ人が多いと思われる1枚。
○賞品
海峡ダイニングお食事券(提供:北九州市観光協会)
女子フォト賞「小さなハート」 (作者:大分県 司城亜希子)
○撮影場所 駅舎2階
○作者説明
2つ並んだスイッチとその影が「ハート」に見えて
仕方ありませんでした。壁にも愛しさを感じました。
○審査員講評(GREAT UNKNOWN)
女子フォトならではの視点。確かにハートに見えて仕方ありません。
○賞品
ハートの雑貨(提供:GREAT UNKNOWN)
ファミリー賞「楽しいなぁ」 (作者:北九州市 東淳二さん)
○撮影場所 門司港駅前噴水広場
○作者説明
夏休み最後の週となった土曜日の夕方、
門司港駅を背景に噴水で楽しく遊ぶ子供たちをちょっと撮ってみました。
○審査員講評(担当:門司港栄町銀天街)
子供の楽しそうな表情と門司港駅、気持ちがなごみます。
○賞品
栄町銀天街商品券
カップル賞「終わり。」 (作者:広島県 南立綾香さん)
○撮影場所 噴水横
○作者説明
駅の今の姿の終わり。学生の1日の終わりの帰り道。
○審査員講評(担当:門司港ホテル)
「終わり」は「始まり」につながる。
門司港駅の始まり、この学生二人の未来の始まり、カップルの始まりを後ろ姿に感じた。
○賞品
門司港ホテルペア宿泊券(提供:門司港ホテル)
学生賞「ダッシュ!」 (作者:茨城県 飯泉早希さん)
○撮影場所 門司港駅前噴水広場
○作者説明
駅前の噴水を濡れずに走りきろとする友人の姿です。
いつの時代も門司港駅は噴水で遊ぶ人々を見守ってきたのでしょう。
○審査員講評(担当:国際友好記念図書館)
写真の青年が子供っぽい事に挑もうとする心意気、
そんな青年を撮る撮影者の友情が伝わり、学生らしい若さあふれる写真。
○賞品
図書カード(提供:国際友好記念図書館)
鉄男賞「終着駅は始発駅」 (作者:北九州市 中武重則さん)
○撮影場所 車窓より
○作者説明
駅舎とホーム全体を車窓より撮影しました。
○審査員講評(担当:九州鉄道記念館)
線路と電車と門司港駅、鉄道好きが好きな風景である。
○賞品
鉄道記念館グッズ(提供:九州鉄道記念館)
鉄子賞「雪にも、雨にも風にも負けず。」 (作者:宮崎県 西原知里さん)
○撮影場所 門司港駅前噴水広場
○作者説明
駅前噴水広場で遊ぶ鉄坊ちゃまを見つけました。
ちょっとアップでゲゲゲ風に。
○審査員講評(担当:九州鉄道記念館)
将来の鉄道好きを見出して下さった鉄子さまに感謝。
○賞品
鉄道記念館グッズ(提供:九州鉄道記念館)
デザイン賞「旅立ちの時」 (作者:福岡市 深田宅馬さん)
○撮影場所 門司港駅内の改札口
○作者説明
改札口を入ってすぐの所にあるこの椅子は普段はひっそりとしているが
見る視点を変えると旅立つ人を優しく見守るようにも見えてくる所に
惹かれて撮影しました。
○審査員講評(担当:出光美術館)
写真全体のコントラスト、現代らしからぬ雰囲気が良く直感で選びました。
○賞品
美術館入館ペアチケット及びカレンダー(提供:出光美術館)
松永武賞「銅版の緑が美しい門司港駅」 (作者:北九州市 坂本満洲男さん)
○撮影場所 旧門鉄開館屋上
○作者説明
改修前の門司港駅を記録した。銅版の緑の屋根が美しかった。
○審査員講評(担当:松永文庫)
着想が新しい。心の琴線に触れた。
○賞品
松永武セレクト品(旧札、レアな映画チケット)(提供:松永文庫)
門司港駅ビール賞「100年の時」 (作者:北九州市 井上憲司さん)
○撮影場所 噴水の左側
○作者説明
建築された当初の夜景に思いを馳せ、
天の川を背景に合成加工しました。
(※デザイン賞に応募された作品を地ビール工房さんが選ばれました。)
○審査員講評(担当:門司港地ビール工房)
銀河を思わせる夜景に永遠を感じ
駅舎も永遠に残る事を願った思いを感じる。
○賞品
門司港駅ビールセット(提供:門司港地ビール工房)
主催者より
「5年半後まで会えなくなる門司港駅、皆の想いを形に残して未来につなげよう」
そんな想いで始まった今回の企画でしたが、700枚以上もの応募があり、
たくさんの「あなたの門司港駅」を知ることができました。
ご応募いただいた作品はどれが入賞してもおかしくないほどの力作ぞろいで
門司港駅の歴史と同時に未来への希望を感じさせるようなものばかりでした。
11/1~11/11まで行われたコンテスト展でも多くの方々にご来場いただき、
「色んな表情の門司港駅を知る事が出来た」
「懐かしい門司港駅に会えた」
「歴史ある姿の中に未来につながる愛情が写っていた」
「門司港駅に多くの人の人生が写っていた」
「門司港駅をもっと好きになった」
などなど、本当にたくさんの嬉しいお言葉をいただきました。
今回のコンテストは改めて「門司港駅」がいかに愛されてきた駅かを実感し、
門司港にとってまさに「シンボル」であり誇りであることを再認識できるものとなりました。
皆さまのこの想いを未来につなげていくために
当倶楽部では今後も門司港駅や門司港の発展のために尽力して参る所存です。
最後になりましたが、
ご応募いただいた皆さま、ご来場いただいた皆さま
ご協賛いただいた団体・企業の皆さま
展示会場をお貸し頂いたらいぶ館の皆さま
ニュースや記事で報道して下さったマスコミ関係各社さま
今回のコンテストに関わって下さいました全ての方々に心よりお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
選考基準について
今回のコンテストは写真の「技術」や「巧さ」ではなく、「想い」を重視して各賞を決めさせて頂きました。
地域の視点を重視して選んでおりますので
通常のプロが選ぶ写真コンテストの基準とは異なると感じる方もおられるかもしれませんが、
どうぞあたたかい目で見て頂けますと幸いです。
なお、恐縮ですが結果についての苦情等はお受けできませんので
ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
今回の応募作品を展示していただける施設・団体・商店を募集します
当倶楽部では、5年半に渡る門司港駅保存修理工事中も様々な場所で多くの方々に
門司港駅の姿をご覧頂けるように
今回の写真コンテストの応募作品を展示してくださる施設・団体・商店を募集しております。
来年春ごろに写真を寄贈いたしますので(作品はご希望の雰囲気をお伺いした上で当倶楽部でお選び致します)
ご協力頂けるところがございましたら、団体名・連絡先・展示希望場所・希望枚数を明記して
FAXもしくはメールにてご連絡ください。
後日、こちらからご返信いたします。
尚、多くの方に自由にご覧いただく事が目的ですので
施設・団体・商店のみ対象となり、個人の方は対象外となりますのでご了承ください。
<連絡先>
●門司港レトロ倶楽部
MAIL: retro@mocha.ocn.ne.jp FAX:093-332-0109
※今回の応募作品は応募時に「返却希望」でお申し込みいただいた方の作品以外は
全て当倶楽部権利となっております。